鉄塔の色が違うのはなぜ?
2022/12/01
鉄塔にはさまざまな種類の色があります。
しかしなぜ色に違いがあるのかはご存じですか?
今回の記事では、鉄塔の色が違う理由について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも鉄塔とは
一般的な鉄塔は、電線を支えるために設置されます。
発電所で作られた電気を、電線を介して一般家庭に届けるためです。
ただし現代では電線を支える鉄塔以外に、スマホや携帯電話を使えるようにするための通信用鉄塔も全国に設置されています。
鉄塔の色が違う理由
航空法では、高さ60mを超える建造物は紅白に塗装することが義務付けられています。
ただし山岳地帯にある送電鉄塔などでは、紅白塗装が免除されることがあります。
また高さ60m以下の建造物であっても塗装されるケースはあります。
昼間航空灯でも代わりになる
2000年の航空法改正により、紅白の塗装を行なわずに60m以上の建造物を建てることも可能になりました。
昼間航空灯のライトを取付けると、通常塗装のみでもOKです。
これは10~15年周期で塗装をし直すのにはかなりのコストがかかってしまう、という問題があったためです。
ちなみに60m以上の建造物では、夜間に光る航空障害灯の設置も必要です。
まとめ
紅白の鉄塔が建てられるのは、航空法のルールがあるからです。
ただし法改正により、ライトを取付けると必ずしも紅白に塗装しなくても良くなりました。
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