安全帯の種類とは?
2022/05/17
高所で作業をする方の身の安全を守る安全帯には、いくつかの種類があります。
そこで今回は、安全帯の種類を見ていきましょう。
安全帯の種類とそれぞれの特徴
安全帯は大きく分けると2種類ですが、その中でもさらに細かく分類されるのが特徴です。
胴ベルト型安全帯
胴ベルト型安全帯は、ウエストの部分に取り付けるタイプの安全帯です。
安全帯の種類のうち、多くの種類があるのはこちらの胴ベルト型で、用途に応じて使い分けます。
以下に、胴ベルト型安全帯の種類と用途をまとめました。
・柱上作業用…電柱工事の際に使用するもので、電柱にはわせたロープで安全帯を固定する
・法面作業用…法面(のりめん)と呼ばれる急な傾斜や、不安定な場所で装着する
・垂直作業用…作業面が垂直の場合に用いる 胴ベルト型安全帯は着脱が簡単なこともあって、作業の用途によって使い分けられています。
ただ、法令の改正により、古い基準の安全帯が使えなくなったことには注意が必要です。
ハーネス型安全帯
ハーネス型安全帯は「フルハーネス」とも呼ばれ、胴ベルト型よりも高い安全性が特徴です。
2022年(令和4年)の法改正により、2メートル以上の高所での作業は、ハーネス型安全帯の着用が義務付けられました。
肩から太ももにかけて装着するため、万が一足を滑らせたとしても、ロープが体を支えてくれます。
空中で宙づりになってしまいますが、落下を防ぐにはハーネス型安全帯が欠かせません。
まとめ
安全帯にはさまざまな種類がありますが、法改正によって使えないものも出てきました。
法律の施行とともに、胴ベルト型安全帯をハーネス型安全帯に変えたところも多いのではないでしょうか。
大阪を拠点に電気通信工事を手掛ける弊社では、高所での安全管理を徹底しております。
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