安全帯の使用期限とは?
2022/05/13
高所での作業に欠かせない安全帯に、使用期限はあるのでしょうか。
今回は、安全帯の使用期限について見てみましょう。
安全帯の使用期限
安全帯には、目安となる使用期限があります。
目安はあっても法令はないのが実情
安全帯は高所で作業に当たる方々の安全を守るために欠かせないアイテムですが、法令による使用期限はありません。
そこで、代わりになるのが「安全帯研究会」の目安です。
安全帯研究会とは、安全帯を作るメーカーが集まり、自主基準によって使用期限を定めたものです。
安全帯を作るメーカーが集って定めた基準ですので、どこのメーカーの安全帯にも共通しています。
具体的な使用期限の目安は?
先にご紹介した安全帯研究会では、以下のように安全帯の使用期限を定めています。
・使用開始から2年で交換するもの…ロープ、ランヤード、ストラップ これらはいずれも、安全帯につなげるパーツです。装着した安全帯につなぐことによって、高所から足を滑らせた時に安全帯を支えます。
フルハーネスを着用していれば、足を滑らせたとしても、空中で安定した姿勢を保っていられるはずです。
その他の安全帯の装備は?
安全帯には、先に述べたロープやランヤードの他にも、さまざまなパーツがあります。
そうしたパーツの使用期限は、3年です。
命を支える重要なアイテムは2年を目安に、その他のアイテムは3年ごとに交換するといいですね。
まとめ
安全帯の使用期限は法令ではなく、メーカーが集まって基準を設けていることがわかりました。
使用期限は2年か3年のいずれかですので、間違いのないように交換していく必要がありますね。
大阪を拠点に電気通信工事を手掛ける弊社では、高所作業における安全管理を徹底しております。
電気通信工事のことは、お気軽にお問い合わせください。